日本語教師養成講座は学校によって特徴やスケジュールが違うため、学校を選定する際に迷う方も多いのでしょうか。
この記事では2019年に開講した三幸日本語教師養成カレッジの講座の概要や評判についてご紹介します。
三幸日本語教師養成カレッジ日本語教師養成講座の概要
三幸日本語教師養成カレッジは学校法人三幸学園グループの1つです。学校法人三幸学園グループでは全国で展開しており、日本語学校や専門学校等の運営も行っています。
校舎
校舎は新宿校の1校舎のみでの開講
講座概要
日本語教師養成講座420時間コース(平日半年コース)
午前中のみの授業で短期間で修了を目指せるコースです。
<受講期間>
6ヶ月
<開講月>
4月・10月
<授業時間>
平日週5日、午前
月~金曜日 9:30~12:40
※教育実習は時間帯が一部変更あり
<受講料>
610,500円(税込・教材費込)
日本語教師養成講座420時間コース(1年コース)
平日は夜間で開講しているため、社会人の方や学生の方も通いやすい時間帯になっています。
<受講期間>
1年コース
<開講月>
4月
<授業時間>
水曜日夜間1日+土曜日
水曜日 18:30~21:40
土曜日 9:30~12:40 / 13:40~16:50
※教育実習は時間帯が一部変更あり
<受講料>
610,500円(税込・教材費込)
日本語教育能力検定試験対策講座
全8回の短期間でポイントを絞り集中して学ぶことができます。聴解問題の攻略法の他にも記述問題の添削もついています。
<受講期間>
8月~9月下旬
全8回
<授業時間>
日曜日 9:30~13:30
<受講料>
93,500円(税込)
日本語教師養成講座420時間コースの授業カリキュラム
・1授業あたり3時間
・合計480単位時間
・理論科目は5つの分野に分かれており、IT時代に対応した教材についても学ぶことができます。
・教育実習では、授業見学⇒教案作成⇒模擬授業⇒教壇実習の4つのステップを繰り返しながら、実践力を養っていきます。
・三幸日本語教師養成カレッジでは「NAFL日本語教師プログラム」の教材を使用して学習していきます。日本語教育能力検定試験の受験を網羅できる教材のため、試験の対策も可能です。
三幸日本語教師養成カレッジ 日本語教師養成講座の評判
メリット
・様々な経歴や専門を持っている講師陣が授業を担当しています。また、現役の日本語教育者の方々のため現場の様子についても授業内で聞くことができます。
・新宿駅から徒歩6分のため、通学しやすいです。
・実践科目では最初に実際の授業を見ることができるので、教案の作成にも役立てます。
・少人数制のクラスで授業を行うため、細かいサポートを受けることができます。
デメリット
・受講料は他校と比べるとリーズナブルではありますが、教育訓練給付金対象外の講座です。
・通学する曜日が固定のため、自身の都合に合わせてフレキシブルに授業に参加ができないこともあります。
・2019年4月から日本語教師養成講座を開講したため、就職実績があまりない。
まとめ
三幸日本語教師養成カレッジは2019年に開講しており、新しい学校になります。そのため、IT時代に対応した授業を受けることが可能です。また、420時間コースの中でも日本語教育能力検定試験の対策ができるのはいいですね!ただし、開講してから年数が浅いこともあり、就職実績はあまりないようです。