日本から約2時間で行ける外国といえば韓国です。K-POPや韓流ドラマなど日本でも絶大な人気を誇る韓国。韓国で日本語教師として活躍したいと考えている人も多いはずです。
そこで、韓国で日本語教師として活躍するための方法をまとめてみました。日本語教師を目指している人はもちろん。韓国での就職を考えているという人も参考にしてみてください。
日本語学習者が多い国、韓国
韓国で日本語教師として働く上で気になるのが、需要があるのかという事ではないでしょうか?実は、韓国は日本語学習者が多い国ランキングで、世界第3位なんです。(参照:国際交流基金 ー2015年度海外の日本語教育の現状ー)
実に50万人以上の日本語学習者がいる韓国。日本語教師として活躍する上では十分すぎる環境と言えますね。
韓国で日本語教師として働くための必須条件
韓国で日本語教師として働くためには、いくつかの必須条件があります。韓国で日本語教師として活躍するための必須条件を見ていきましょう。
E-2ビザ(会話指導ビザ)
韓国で有給の日本語教師として働くには、E-2ビザ(会話指導ビザ)の発行が必須となります。E-2ビザが発行できる機関は、大きく2つあります。
・「外国語学院」の事業登録をしていて、教育庁から運営許可を得ている機関
・企業の語学研修センター
また、日本語教師として働く場合、事前に勤務予定の学校側から「査証発給認定証」が提供されます。そのため、韓国の法務部長官のビザ審査、承認を受ける手間が省けるので、比較的早くビザを取得する事が可能です。ただし、ビザ取得まで1ヶ月はかかると思って余裕を持って行動しましょう。
四年制大学卒業
韓国で日本語教師として働くためには、四年制大学を卒業していることも必須条件です。四年制大学を卒業をしていないとE-2ビザを発行する事ができないからです。
四年制大学卒業というのは、あくまでE-2ビザを発行するために必要な条件です。そのため、結婚移民ビザや永住権を取得しており、ビザに問題のない方には不要です。
仕事を探す
日本語教師として韓国で活躍したいと思っていても、働く場所がないことには始まりません。そこで、韓国で日本語教師として働くため、仕事の探し方を紹介したいと思います。
求人サイトから応募する
韓国で日本語教師として働くには、求人サイトから応募するのが最も一般的です。以下に韓国での日本語教師募集が掲載されている求人サイトを記載していますので、是非参考にして下さい。
・JEGS
各求人サイトを見ると、詳しい募集条件なども見ることができますので、一度覗いて見て下さいね。
ボランティアも手段の一つ
韓国で日本語教師として働きたいけど、いきなり働くのは不安という人も多いのではないでしょうか?そんな人におすすめなのが、一度ボランティアとして韓国で日本語を教えてみることです。
実は、定期的に韓国で日本語教師のボランティア活動をするプログラムが開催されています。ボランティアですので、ビザ発行などの条件も必要なく気軽に参加する事が可能です。ボランティアへの参加費用も比較的安価ですので、気になった方は一度トライしてみてもいいかもしれません。
まとめ
韓国で日本語教師として働くための方法を紹介しました。今回紹介した条件やステップを押さえていくことで、韓国で日本語教師として働くことは十分に可能です。
韓国で日本語教師として活躍したいと思っている人は、この記事を参考に夢への一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?