日本語教師養成講座を修了後について

最近では日本語教師になりたいという人も、以前に比べて格段に増えてきました。日本語教師の求人をどこで見つけるのか、良くわからないという人もいるのではないでしょうか。せっかく時間とお金をかけて、夢に向かっての第一歩を踏み出したのですから、できるだけ効率良く就職したいと思う方も多いのではないでしょうか。

国内で日本語教師として働く

日本語教師養成講座の修了者の就職先として1番多いのは、日本国内の日本語学校です。
出来れば養成講座に通っている時から求人情報を見ておくと大体の状況が理解出来るのではないでしょうか。
養成講座を行う学校を選ぶ段階で、修了後の就職サポートが充実している学校を選べば効率良く就職先を決めることが期待できます。
もちろん最初から日本語教師として常勤として働くのは難しいです。初めは非常勤からの勤務になる場合が多いです

国外で日本語教師として働く

日本語を教えるのは国内に限ったことではありません。
活躍の場に海外を選ぶという選択肢もあります。自国で日本語を勉強している外国人も多くいます。
特に東南アジアの諸国は、若者を中心に日本語熱は高まっています。そういった日本語教師の需要が高い地域に出向いて日本語を教えるのも可能です。日本語や日本の文化を教えると同時にその国の言葉や文化も学ぶこともできます。海外での就職を考えている場合はビザについても調べておく必要があります。国によってビザを取得できる条件が違います。また、条件が年によって変更される場合があるため、チェックしておく必要があります。
「給料形態のことを考えたら安すぎる!」という声も聞こえそうですが、住んでみたら物価も安く、案外住みやすかったなどということもあります。日本語教師養成講座を修了後や検定合格後は国内で就職する人の方が多いですが、自分のキャリアプランに合わせて決めるといいでしょう。

就職活動開始時期

どんな形で日本語を教えるにしても、養成講座を修了する2、3カ月前から準備は始めた方がいいでしょう。まずは、国内にはどういった学校があるのかという情報収集から始めてみてください。

一言で日本語学校と言っても千差万別だというのが実情です。学校によっては学生の国籍が偏っていたり、会話中心なのか進学目的なのかということも重要な選択ポイントになります。実際に興味がある学校に足を運んで自分の目で見ると学校の特徴や働く環境がわかります。最近では見学を歓迎してくれる日本語学校もあるそうです。

まとめ

どんな働き方をするにしても、養成講座を修了したのですから粘り強く頑張れば、必ず自分に合った就職先が見つかることでしょう。
日本語や日本の文化を教えるということは、日本と海外との懸け橋となる重大な役割ですよね。
養成講座を修了した時点で、自分の夢が現実に既に一歩も二歩も近づいていることでしょう。自分に合った就職先が見つかるように大きくアンテナを張り巡らしてみませんか。